教場（ドラマ）1話から最終回を見逃し無料動画フル視聴

『教場』は、極限状態を生き抜く生徒それぞれのよこしまな思惑を監察力に長けた教官が暴いていくミステリー作品。そしてまた、過酷な警察学校で覚醒していく生徒たちの青春物語であり、厳格なカリスマ教師が個性あふれる生徒たちとガチンコで向き合う人間教育の物語だ。舞台は、木村拓哉演じる風間公親（かざま・きみちか）が教官を務める警察学校・初任科第198期短期課程。「警察学校は、優秀な警察官を育てるための機関ではなく、適性のない人間をふるい落とす場である」と考える風間は、生徒がトラブルに見舞われた途端、退校届を突きつける非情な男である。生徒たちは早朝６時起床から激しいトレーニングにさらされる毎日で、何より厳しいのがルール厳守。その行動は、常に監視体制に置かれ、誰かのミスは連帯責任で負う。何よりうそがバレたら即退校。その厳しさに耐えかねず、自ら退校していく者も少なくない。そんな辛苦ともいえる究極の試練が待ち受ける警察学校には、様々な背景を持つ生徒たちが様々な動機で集まってきている。事故で死にかけたところを警官に助けられたことで警察官に憧れる元教師、様々な職を転々とし警察学校が最後のチャンスと思っている落ちこぼれ転職組、婚約者を亡くし心機一転で警察官を目指す女性など。また、警察学校という閉塞した極限状態で生徒たちが抱える葛藤も様々。教官の飼い犬と揶揄される者、反抗する者、取り入ろうとする者、気が弱く倒れてしまう者…。警察学校という名のサバイバルゲームを生き抜くため、秘密と思惑が渦巻いていく。ひとクラス30人、計90人の生徒たち、果たして何人が最後まで生き残り、誰が卒業証書を手にすることができるのか？さらに風間は、生徒たちが起こす様々な事件、複雑に絡み合った真相をそれぞれ解決していくことはできるのか？そして、生徒たちに非常識ともいえる謎の試練を与え続ける風間の真の狙いとは？

公式ページより

職を失い家も失い転落の末極貧の人生を歩むこととなった主人公が、お金では買えないもの生きていく上で本当に大切なものを見つけていく姿が描かれたコメディタッチのドラマです。心も体も傷つきゼロからのスタートを余儀なくされた時、人はどのような行動に出るのかが問われます。その時に立ち止まらないのが彼の魅力でもあり、決して後ろを振り向かない逃げない姿も素晴らしいです。500円を稼ぐ大変さと喜び、そして仲間がいることの素晴らしさに感動します。かつての敵にリベンジする様子が格好良くてつい主人公を応援したくなるようなストーリーです。主人公のナチュラルな演技力と仲間との掛け合いやテンポの良さ、面白い部分と泣かせてくれる部分全てが楽しめます。

1作目は、上川隆也さん演じる村田課長を中心に、新しく身辺警備課ができたところから始まりました。島崎は優秀な元ボディガード、高梨は元自衛隊員と、事情を抱えた人達を村田が上手にまとめながら、民間人を警護していくのが良かったです。木村拓哉さん演じる島崎がなぜボディガードを辞めたかが明らかになり、みんなを引っ張る存在となり、反発していた斎藤工さん演じる高梨も、しだいにみんなに溶け込み、力を発揮します。「誤差なし」という村田の存在が良かったのですが、警護中に亡くなってしまい、とても残念でした。最後は、村田の汚名を返上するために、みんなで真実を明らかにしていくところが感動的でした。木村さんの息子に振り回される父親の姿が新鮮で、今までと違った面が見られたことも良かったです。

このドラマは、かつてその腕ひとつで名声を手に入れたシェフ・尾花夏樹と、絶対味覚を持つヒロイン・早見倫子とがタッグを組んで、ミシュランの三つ星を目指す物語です。登場人物それぞれのバックグラウンドが非常に繊細に描かれていて、ヒューマンドラマとして非常に見ごたえがあります。この作品での最大のみどころは、登場人物たちが全員、努力家である点です。多くのドラマでありがちな、天才的な直感を頼りに素晴らしい料理を作る、というタイプの人は、このドラマには出てきません。主人公やヒロインをはじめ、その仲間たちも、彼らのライバルたちすらも、血のにじむような努力に努力を重ね、地道な経験から知識を蓄え感性を鍛え、それでもなお、自分のセンスに胡坐をかかず努力を続けます。その姿に好感が持てますし、本当に魅力的です。